FUMITAKA ITO
デジタル事業部
デジタル事業第1課

2019年入社(経験者採用)。新卒で入社した別の総合出版社では、映像製作、事業開発、Webマンガ編集、ゲーム事業戦略、海外事業を経験しました。子どもの頃から「面白い」を提供することが生きがいで、学生時代には放送作家業に携わるなどのクリエイティブな活動もしましたが、集英社で働く現在は培ってきた経験やスキルを「面白いマンガを読者に提供すること」に注力しています! マンガ以外にも映画鑑賞やスポーツ観戦、オンラインゲームなどの趣味を満喫しており、一日中エンタメに囲まれた生活を楽しく送っています!

#01
私の仕事紹介

私のメイン業務として「プロモーション統括」と「少年マンガ編集部のデジタル担当」の二つがあります。 前者は、「春マン!!」「秋マン!!」といった大型販促イベントの責任者業務のほか、現場のメンバーが発案した企画の調整・取りまとめや、外部企業・インフルエンサーとのコラボ企画なども積極的に推進しています。出版社におけるデジタルという分野はまだまだ「新しい」からこそ、「マンガ業界初の企画」も考えやすいです。 後者は、「少年ジャンプ」「少年ジャンプ+」「ジャンプSQ.」「Vジャンプ」「最強ジャンプ」といった少年マンガ編集部のデジタルコミックスに関連した業務、「ゼブラック」などの自社アプリのサポート業務が挙げられます。とくにデジタルコミックスには、企画・制作から宣伝・販売まで一貫して携わるので、少年マンガの「デジタルビジネス」に関する役割がここに集約されています。

#02
「夢中」になった仕事

私は「マンガ」×「○○」の新しい可能性を日々探究しています!
これまでも前例のない企画を生み出すべく、協業したい企業をパートナーとして開拓するなど、常に「マンガを新規読者に届ける」ために尽力してきました。
直近の事例だと、「マンガ」×「VTuber」、「マンガ」×「謎解き」、「マンガ」×「都市伝説」を軸に企画を立てて、動画配信番組やオリジナルのデジタルコミックスを制作。各電子書店と調整して集英社作品の無料開放施策と連動させるなど、企画立案から実現までを担当しました。これらの企画が作品の認知向上と読者増につながった結果、各電子書店で展開するコミックス販促企画のなかで歴代売上1位を更新することもできました。
もちろん、よい数字が出たことにもやりがいを感じますが、何よりも一番うれしいのは作家さんに企画を喜んでもらえることです! 今後も作家さんのため、作品のために全力で精進してまいります!

SCHEDULE ある日のスケジュール SCHEDULE ある日のスケジュール

9:30

在宅にてメールチェック&返信

11:00

個別タイトルの販促施策について電子書店さんとテレビ会議

ノートPCだけで対応できる仕事は午前中に在宅で済ませています。ここ数年は社外打合せの多くがテレビ会議になっているので、在宅で参加する機会も増えました。

12:00

自宅から会社へ移動。通勤時間も毎日マンガを読んでいます

13:00

出社後、「ゼブラック」の定例会。自社アプリの強みを活かした企画をチームで考えます

14:00

ランチMTGにて、社外の方に新規企画のご相談。積極的に新しいパートナーを開拓して、業界初の企画立案に取り組んでいます

15:00

打合せが入っていない時間を利用してデスクワーク。雑誌やコミックスの原稿データのチェック、担当企画の特設サイトやPV(プロモーションビデオ)の監修業務などを行ないます

16:00

『ONE PIECE』連絡会議。各部署の担当者が進行中の企画を報告します

17:00

編集長・副編集長に雑誌周年企画の相談

読者に「新しいマンガと出会える機会」を提供するために、雑誌ごと・作品ごとに最適な企画を検討します。写真の「春マン!!2022」のような大規模キャンペーンを展開することも。

18:00

ジャンプコミックスの電子版入稿作業。先生から預かった原稿を読者に届けるという一番重要な仕事です!

20:00

企画書作成や動画配信番組の台本制作などの作業

22:00

帰宅後、遅めの夕飯。健康に気を遣いすぎた結果、筋肉メシ中心に……

24:00

動画配信サイトで見逃した映画を探して視聴。深夜帯は映画やTV番組を観たり、オンラインゲームをすることが多いです

26:00

「ジャンプ+」で更新された最新話を読んでから就寝

#03
就活生へのメッセージ

就活中は「いままで何を勉強したか」「いままで何を経験したか」をアピールしがちですが、社会人の価値は「どれだけのものを得てきたか」ではなく、「どれだけのものを与えられるか」で決まります。集英社に入社したら何を実現したいか。皆さんには「過去を語るより未来を語れる人」になっていただきたいです!
また、就活を通して様々な経験ができます。誰しも成功は約束されていなくても、成長は約束されているのではないでしょうか。就活を経て成長した皆さんと一緒に働くことができるのを楽しみにしています!

※2022年9月に取材した内容です。