PROFILE

2015年に入社し、シュプール編集部に。在籍7年目です。学生のときは社会学を専攻しつつ、好きなファッション関連のあれこれやライブ探訪、本やマンガ、雑誌をひたすら読むなど、己の好奇心のまま奔走したり引きこもったりして過ごしました。フットワークの軽いインドア人間です。海外に出かけて、たくさん散歩するのも趣味のひとつ。いまは行けないので、涙を飲みつつPodcastをおともに近所をよく徘徊しています。

01

私の仕事紹介

モードファッション誌の「SPUR」は、年代ではなく価値観に共感するすべての人をターゲットにしています。私はファッションページを中心に、映画連載も担当。カルチャーやフード、インテリア、アイドルや著名人の方の特集など、毎月さまざまなトピックに取り組んでいます。また社会的なテーマにも注力しており、「選択的夫婦別姓」や「同性婚」などの読み物ページに携わることも。ファッション雑誌、とひとことでいっても扱う題材は何でもあり。毎月の企画会議では「いま、こんな気分だよね」という感覚をどうやって「SPUR」らしく表現するのか、編集部みんなで話し合っています。すごく個人的で身近なことから、次の時代を描くヒントが見つかるのかもしれません。

02

仕事の魅力

編集者は常に媒介的な存在。モードと読者、人と人を結び、新しい化学反応や未知のおもしろさを生み出そうと試行錯誤することに、魅力とやりがいを感じます。ファッション撮影でも、クリエイターの方々と企画を形にし「このページ、すごくいい!」とともに思えたときの喜びは無上のもの。また、社会が抱えるあらゆる課題を解きほぐしていく、という役割も大事だと感じています。「いま、誰にどんなことを伝えたいのか?」を意識して、誠実な仕事ができるよう、日々自分に問いかけ続けています。そんな担当ページに読者からのポジティブな反応をもらえた時はとてもうれしく、うっかりニヤニヤする怪しい人に……。

SCHEDULE

10:30

出社。メールチェックと郵便物の整理から始めます。

11:30

校正確認。以前は紙で行なっていましたが、最近はiPadで完結するように。

アプリを使い、PDFファイルに直接書き込みをしていきます。リモートワークを始めてから、iPadが必需品に。作業のデジタル化もかなり促進されました!

12:00

フォトグラファーの方と撮影予定地のロケハンへ。

撮影できそうなイメージを相談しつつ、当日の流れや細かいことなども一緒に打合せていきます。

15:00

会社に戻ってきて、誌面の設計図となるコンテを作成。こちらもiPadで描いています。さらに打合せに向けて参考になるイメージを集めたり、リサーチしたり。

18:00

Zoomでリモート打合せ。プランをいろいろ相談します、時折雑談に花が咲いて、気づけば数時間が経っていることも……。

20:30

経費の精算作業を少し進めて(もっとも苦手な作業です)、本日は終了。帰宅。

10:00

在宅勤務開始。今日は、誌面を構成する写真のセレクト作業から。スタイリストとフォトグラファーの方と電話で話しつつ、ファイルを一緒に並べて考えていきます。

どの写真を選ぶかは誌面作りの大切な工程。時にはみんなで頭を抱え込みつつ、選びがたいね……と幸せな悩みを感じています。

13:00

作業のひと段落がついたところでランチに。簡単なものをつくって食べることが多いのですが、忙しくてバタバタしている日はUber Eats先生に頼りきりです。

14:30

企画をスムーズに進めるために資料を作成し、こまごました作業も進行。

18:00

Zoomでリモート取材。インタビュアーの方と一緒に根掘り葉掘り伺います。

19:30

オンライン試写。忙しいとなかなかたくさん観られませんが、映画担当ゆえ、できるだけチェックするように。コロナ禍で試写室には行かず、自宅のPCで視聴することがほとんど。

21:00

本日の行程は終了! 残った仕事を片付けて、夕食タイム。

03

入社後、変化したところ

「物事を多角的に考え抜くこと」にちゃんと向き合うようになったかもしれません。ひとつの事象に対して「なんでみんなこれが好きなのか?」「どういう背景や文脈があるのか?」など、常に「?」を浮かべながら生きている感覚です。おもに春夏・秋冬と年2回のサイクルで発表されるモードファッションは、デザイナーのクリエーションが現実の世相を反映していたり、はたまた一歩先取りするものだったり。異なるブランドからも共通するものが浮かび上がったりして、踏み込んで触れて考えるほどおもしろいもの。点と点を結んで、立体的に未来の質感を捉える……ことができるよう、日々鍛錬あるのみです。あとは、服の量が増え続けるばかりです(どれも大切に着倒しています!)。