

UOMO編集部I.S.
メディア
ビジネス部M.S.
社員紹介
ファッション誌編集部とメディアビジネス部強力タッグで、広告をつくる。ファッション誌編集部とメディアビジネス部強力タッグで、広告をつくる。
ユニクロのTシャツ「マンガUT」と雑誌「UOMO」のコラボビジュアルは、フランスの交通広告にも展開!
この企画を仕掛けた二人が、その思いを振り返ります。
UOMO編集部
I.S.
「UOMO」プリント版編集長
2004年入社。non-no編集部でキャリアをスタートし、「Marisol」を経て「UOMO」「MEN'S NON-NO」のメンズ誌へ。2025年6月より現職。プライベートでは大のサウナ好き。ブームに先駆け、「UOMO」の誌面で自身のサウナ連載を持っていたことも。
メディアビジネス部
M.S.
ビジネスプロデュース第1課副課長
2006年入社。広告部(現メディアビジネス部)に配属され、現在に至るまで同部署で経験を積む。「Seventeen」から「éclat」「MAQUIA」「SPUR」「UOMO」「週刊プレイボーイ」などのファッション、取材誌にくわえてマンガ誌を担当する広告媒体担当と、広告主に向き合う営業担当を行き来して現在にいたる。好きなマンガは『SLAM DUNK』と『ハイキュー!!』。
まずはふたりの、いまの仕事について教えてください。
M.S.
メディアビジネス部という部署で、自分が担当する広告主や広告代理店と向き合い、集英社の各媒体をセールスする、営業の仕事をしています。対象媒体は、紙、Web、ネットワーク広告と幅広く、IPコンテンツやイベントも含めた提案をすることもあります。
I.S.
私は「UOMO」というメンズファッション誌の、プリント版の編集長です。「UOMO」は40歳前後の男性がコアな読者層。ファッションのボリュームが多いけれども、モノ、コト、カルチャーと、ライフスタイル全般にアンテナを張って情報発信をしている雑誌です。私は入社以来、「non-no」や「MEN'S NON-NO」など、集英社のさまざまなファッション誌の編集者として歩んできました。
M.S.
I.S.さんは、私よりも2年先輩の代になるんですよね。
I.S.
そう。「UOMO」の編集長になったのは2025年からです。いまは後輩や若手の編集部員をまとめるのにやりがいを感じるし、みんなにはいろいろな経験を積んでほしい。でもその一方で、自分が現場に出られなくなったのはさみしい部分もあって……。企画を立て、撮影をセッティングし、取材し、ときには原稿も書く。そんな日々にはもう戻れないのかなと思っていたところ、M.S.さんから「今回は現場も担当していただけませんか?」と相談をもらったのが、ユニクロさんとのタイアップ記事でした。
ふたりが一緒に進めた【マンガUT 集英社創業100周年】プロジェクトですね!
M.S.
はい。これはユニクロさんと集英社との大規模コラボレーションで、集英社の人気マンガのタイトル48作品を軸につくられた100柄のTシャツを、25の国と地域のユニクロ店舗で展開するものです。2年にわたるグローバルなプロジェクトでして、展開の一つに、集英社の媒体をつかってプロモーションを実施するというお題がありました。最初にお話をいただいたときは、予算の振り分けも含め、各媒体にどうやって落とし込んで形にしていけばいいんだろう? と悩みました。入社以来、ずっと広告業務に携わってきましたが、そのなかでも、はじめてと言っていいぐらいの長期間の事業になるんです。ただ今回はファッションアイテムと集英社のマンガとのコラボだったので、第一弾は名作マンガとともに育ってきた大人のメンズ媒体「UOMO」だ! と思って。I.S.さんに相談しました。
その結果、2026年2月25日発売の「UOMO」4月号の撮影へとつながっていったんですね。表紙ができるまでのストーリーを教えてください。

I.S.
UTの各アイテムを着ていただくのは、俳優・吉沢亮さんでいきたいなと。グローバル展開する商品だと聞いたのですが、ちょうどそのタイミングで映画『国宝』が大ヒット。海外での上映や国内外の映画賞を席巻していったタイミングでした。
M.S.
吉沢さんは集英社のマンガ『キングダム』の実写映画でも重要な役どころを演じられていますしね。
I.S.
そう。あとはメディアなどを通じて「マンガが好き」とおっしゃっていたことからも、ぜひに、と私から熱烈オファーしました。

表紙と、撮りおろしのファッションフォトは、リアルとフェイクの間のようなセットも目を惹きます。まるで本当に住んでいる人がいそうな「マンガ部屋」とでも呼ぶような空間が面白いですね。
I.S.
じつは撮影小道具を集めるのが意外とたいへんで……。でもこういった地道な絵づくりも、ファッション誌編集者の仕事のひとつです。
M.S.
コミックスや古い刊行物などを雑誌に載せる場合には、様々な権利も発生してくるのですが、そのあたりは、広告担当の私が調整や確認をとりました。
I.S.
私はスタイリスト、カメラマンなどスタッフと完成のイメージを共有し、同時にM.S.さんを通じて、広告主の希望と「UOMO」のテイストに齟齬がないかも確認。「UOMO」は大人のファッション誌です。カジュアルアイテムのTシャツを“いいモノ”に見せるには? と考えるのが編集者の腕の見せどころ。このあたりの感覚を広告主と丁寧にすり合わせていけたのは、そもそもM.S.さんとのコミュニケーションが、取りやすかったからこそ。
M.S.
そう言っていただけるとありがたいです(笑)。でもおかげで撮影は大成功! 広告主からも好評で、「UOMO」掲載後も「追加で画像を使えませんか?」とリクエストもいただけました。「UOMO」発のファッションフォトが、キャンペーンの公式サイトや、フランスの交通広告で使われたりも。追いかけで、掲載確認・許可作業もたいへんになっていったのですが……頑張りました!

そしてM.S.さんは、現在もキャンペーンに携わっているんですよね。長く広告というフィールドで働いてきましたが、新鮮な気持ちで仕事を続けるコツはありますか?
M.S.
私の場合、広告主の新商品の魅力だったり発売に至るまでの経緯、熱意を受けとるたびに、つねに新たな気分で仕事に取り組むことができています。今回のユニクロさんのキャンペーンでは、最初の「UOMO」で反響があり、よいスタートを切ることができました。これから後半戦になりますが、「マンガUT」をさらに多くの人に届けることをモチベーションにしています。
最後の質問です。メディアビジネス部、編集部ともに、これからどういう人に加わって欲しいですか?
M.S.
まずは相手の求めていることを実現しようと前向きに考えられる人でしょうか。メディアビジネス部は、広告主と編集部の橋渡し的な部署になるので、どちらの意向も汲み取りつつ、双方が納得できるような落とし所を考える柔軟さが必要なのかなと思います。
I.S.
紙媒体の編集長としては「ぜひ雑誌を読んでください」と言いたいです。紙のサイズ、文字の入り方、写真とのバランスなどは、実際に雑誌を読んで体感していないとわからないもの。映画監督になりたい人がスマホ動画ばっかり見ていても、スケール感は身につかないのと同じ。総合的な俯瞰力を持てることが大切だと思いますね。

