

デジタル販売部K.M.
マンガMee
編集部O.A.
社員紹介
デジタルコミックスを世に出し、広めるふたり。その仕事術とは?デジタルコミックスを世に出し、広めるふたり。その仕事術とは?
デジタルマンガを作家とともにつくる編集部と、それを届けて広げるデジタル販売部。
それぞれの仕事とつながりについて聞きました。
デジタル販売部
K.M.
2010年入社。コミック販売部→書籍販売部を経て、2022年からデジタル事業部(現デジタル販売部)に所属。現在は少女・女性向けコミックスの販売担当。大学では教育学・文化学をおもに学んでいました。プライベートな時間は、本とマンガとアニメに全ふりしています。
マンガMee編集部
O.A.
2014年入社。最初の配属はnon-no編集部でした。産育休を経て2019年にマンガMee編集部に異動。2020年に第2子出産。学園ものから大人恋愛、現代ものから異世界まで、様々な女性向けマンガをつくっています。大学は農学科で、昆虫の研究室に所属。書店でアルバイトもしていたのですが、マンガを買ってお給料は、すべてお店に還元してしまい常時金欠でした。
それぞれのふだんの仕事について教えてください
O.A.
少女、女性向けなら何でもあり、ジャンル不問のマンガアプリ「マンガMee」の編集をしています。通常の紙の雑誌と同様に、作家さんと打合せして作品を描いていただきます。マンガは「マンガMee」で配信するのはもちろん、電子書籍(電子コミックスのストア配信)の作成や、紙のコミックスをつくることもあります。
K.M.
電子コミックの販売促進をしています。電子コミックのストア様に対して、「この作品に注力して良いバナー露出枠をいただけないか」とか、「無料範囲の拡大にともない、出稿いただくことは可能か」などの交渉をしています。無料範囲をどこまでにするかは、編集部と相談して決めています。また売上分析などのマーケティング、マンガのプロモーションビデオや声優さんを起用したボイスコミックのプロデュースなどのプロモーションも業務のひとつです。
ふたりが担当し、紙と電子の累計が150万部を突破した『隣の元カレくん』について教えてください。高校時代の恋人同士が40歳・バツイチになって再会し、また恋をしていくストーリーが新鮮でした!
O.A.
ago先生とは『隣の元カレくん』を連載する前に大人もの、学園ものなどをご一緒しました。その中でago先生の「大人だけど子どもっぽいリアクションをする」「自分と近いキャラ・感情を描くほうが生き生きする」という作家性をふまえてやりとりしていった結果、無理に大人っぽくしようとせず、10代の頃と大人になってからの両方の時代が出てくる復縁ものになりました。私はトレンドを追いすぎるよりも、作家さんの〝好き〟や得意なところを伸ばしたほうが、読者に深く刺さりやすいと考えています。連載会議では「アラサーの恋ならまだしも、アラフォーの恋はどうなんだ?」という意見もありましたが、蓋を開けてみたら「40代の恋愛が読みたかった」という読者の声が多くてよかったです。
K.M.
『隣の元カレくん』は、もちろん連載から読んでいて「人気が出る予感がする!」と思っていました。読者の反応もみて「さらに売り伸ばせるのではないか」と考え、ボイスコミック化を提案。その出来がとってもよくて、売上が一気に伸びました。「マンガMee」を支えてくれる作品のひとつになりましたね。

ピュアすぎる社内恋愛を描いて紙と電子の累計が100万部を突破した『おとなの恋は、やぶさかにつき。』ではどのように関わったのでしょうか?
O.A.
『おとなの恋は、やぶさかにつき。』は、たまこ先生の新人賞デビュー作品をリメイクして生まれました。登場キャラにひとりも悪い人がいなくて、温かさとどこか懐かしさもあり、幅広い年齢層の方に愛される作品になりました。イケメンの絵がものすご~くよいのはもちろん、とにかくキャラが素敵なんです。
K.M.
若い人から大人まで楽しめる良質な少女、女性マンガなので、読者を選ばず、作品の底力があったという感触です。売れ行きがいいと、ストア様側からも無料拡大・露出・出稿のご提案をいただける機会が増えます。それをOさんを通じてたまこ先生もすぐOKくださって。いろいろな施策がしやすかったですね。
O.A.
「早めにやる」ことがマイルールです。というのも「マンガMee」はアプリなので予期せぬ事態がときどき起こるのと、何本でも連載できるから単純に仕事の物量が多いのと、私自身が育児中で子どもにいつ何が起こるかわからないので、なるべくすべてを早め早めに進めています。


ふだんは、どのようにコミュニケーションを取っていますか?
K.M.
最近読んだ面白いマンガの話もしますし、売れている作品の「ここがよかった」「これは売れるのがわかる!」なども話します。食事にいくこともあります。
O.A.
Kさんは、マンガだけじゃなくて小説も読むし、1日何十時間読んでいるの? って思うくらい。よく読んでくれているから、安心して頼れます。無料範囲を決めるときに「こんなところまで?」ということもあるけれど、数字や展開を踏まえた上で提案してくれるので説得力があるんです。
K.M.
無料範囲をどこまでにするかの判断は、本当に難しいです。必ず改めて読み直して熟考してから提案します。Oさんの信頼があるからうれしくて、もっと頑張れるというのもあります。デジタル販売部は作家さんと直接やり取りすることはありませんが、編集部を通じて作家さんからの感謝の言葉を伝えられるとうれしいですし、やりがいにもつながっていますね。
O.A.
すべての作品をたくさんの読者に読んでもらえるようにつくっているので、大きな反響があると最高に気持ちいいです!

