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何が記者を殺すのか大阪発ドキュメンタリーの現場から

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著者

著者:斉加 尚代

あらすじ・概要

久米宏氏、推薦!
いま地方発のドキュメンタリー番組が熱い。
中でも、沖縄の基地問題、教科書問題、ネット上でのバッシングなどのテーマに正面から取り組み、維新旋風吹き荒れる大阪の地で孤軍奮闘しているテレビドキュメンタリストの存在が注目を集めている。
本書は、毎日放送の制作番組『なぜペンをとるのか』『沖縄 さまよう木霊』『教育と愛国』『バッシング』などの問題作の取材舞台裏を明かし、ヘイトやデマが飛び交う日本社会に警鐘を鳴らしつつ、深刻な危機に陥っている報道の在り方を問う。
企画編集協力はノンフィクションライターの木村元彦。

◆目次◆
第一章 メディア三部作   
1 『映像’15 なぜペンをとるのか〜沖縄の新聞記者たち』
2 『映像’17 沖縄 さまよう木霊〜基地反対運動の素顔』
3 『映像’17 教育と愛国〜教科書でいま何が起きているのか』
第二章 記者が殺される   
4 『映像’18 バッシング〜その発信源の背後に何が』
終章 『教育と愛国』の映画化に走り出して 
巻末付録 『映像’18 バッシング〜その発信源の背後に何が』台本

◆著者略歴◆
斉加尚代(さいか・ひさよ)
1987年に毎日放送入社後、報道記者等を経て2015年から同放送ドキュメンタリー担当ディレクター。担当番組は『なぜペンをとるのか─沖縄の新聞記者たち』『沖縄 さまよう木霊─基地反対運動の素顔』『バッシング─その発信源の背後に何が』など。『教育と愛国─教科書でいま何が起きているのか』ではギャラクシー賞テレビ部門大賞。映画『教育と愛国』で初監督。個人として「放送ウーマン賞2018」を受賞。著書に『教育と愛国―誰が教室を窒息させるのか』(岩波書店)がある。