書誌情報

集英社新書

何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から

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著者

著:斉加尚代

あらすじ・概要

久米宏氏、推薦!
いま地方発のドキュメンタリー番組が熱い。
中でも、沖縄の基地問題、教科書問題、ネット上でのバッシングなどのテーマに正面から取り組み、維新旋風吹き荒れる大阪の地で孤軍奮闘しているテレビドキュメンタリストの存在が注目を集めている。
本書は、毎日放送の制作番組『なぜペンをとるのか』『沖縄 さまよう木霊』『教育と愛国』『バッシング』などの問題作の取材舞台裏を明かし、ヘイトやデマが飛び交う日本社会に警鐘を鳴らしつつ、深刻な危機に陥っている報道の在り方を問う。
企画編集協力はノンフィクションライターの木村元彦。

第一章 メディア三部作(1 『映像’15 なぜペンをとるのか~沖縄の新聞記者たち』
2 『映像’17 沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素顔』
3 『映像’17 教育と愛国~教科書でいま何が起きているのか』)
第二章 記者が殺される(4 『映像’18 バッシング~その発信源の背後に何が』)
終章 『教育と愛国』の映画化に走り出して
おわりに――ドキュメンタリスト、組織の中での闘い
巻末付録 『映像’18 バッシング~その発信源の背後に何が』台本