書誌情報

集英社文庫

遠き落日 上

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著者

著:渡辺淳一

あらすじ・概要

【吉川英治文学賞受賞作】1876年猪苗代湖の貧農の家に生まれた野口英世は、母シカから受けついだ天性の忍耐力で肉体的なハンデを乗り越え、医学への道をめざす。周囲の援助で21歳で上京。北里研究所を経て、横浜海港検疫所、ペスト防疫のための清国行き、同郷の山内ヨネ子への恋の破綻。やがてアメリカに渡っての研究生活。若き無名時代の苦闘の日々――。人間野口英世の生命力あふれる半生を赤裸に描く伝記小説。

序章 メリダにて
第一章 猪苗代
第二章 会津若松
第三章 芝伊皿子
第四章 本郷時代
第五章 北里研究所
第六章 横浜海港検疫所
第七章 清国・牛荘
第八章 神田三崎町
第九章 旅立ち
第十章 フィラデルフィア