集英社文庫
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2010年9月17日発売
817円(税込)
文庫判/424ページ
ISBN:978-4-08-746609-6
2018年9月28日発売
著:津本陽
黒船の来航以来、世情は混迷を深めるばかり。薩摩はいち早く財政を再建し、雄藩としての地歩を固めていた。幕政改革の舵取りを期待された英明の藩主・島津斉彬に見出され、西郷吉之助(隆盛)は下級武士ながら国事に奔走。だが、斉彬が急逝し、守旧化する藩論。そして吹き荒れる安政の大嶽の嵐。西郷は奄美大島での隠棲を強いられていた。維新最大の功労者、波瀾の半生を描く大河歴史小説第1巻。
愛加那(一)愛加那(二)愛加那(三)遠雷日照雨別れ道霹靂暗雲去来死中の生永良部の花蛟竜雲を呼ぶ回り舞台猛禽の棲みか