書誌情報

集英社文庫

朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

試し読み

著者

著:白川紺子

あらすじ・概要

姿を消したはずの国の護り神、千依神が現れ、正式な朱華姫となった蛍。御召人である柊にますます甘やかされ、自分が弱くなっていくようで蛍は戸惑いを覚えていた。そんな中、蛍に対する嫌がらせが相次ぐ。自分たちで犯人をつきとめようとするが、ある時、蛍の秘密――腰の痣が白日の下に晒されてしまう。母の言う『禍』とは何か、出生の秘密が暴かれるとき、帝の宮で一体何が起こるというのか? 虐げられてきた少女が知る、真実とは!? 和風ファンタジー、完結巻!

第一章 嵐の予兆
第二章 花園の秘めごと
第三章 禍
第四章 亡国の皇女
第五章 誓約
第六章 花咲ける巫女