書誌情報
集英社コバルト文庫
約束の時へ
著者
あらすじ・概要
中国、後漢時代。長い治世を誇った漢室も次第に乱れ董卓に実権を握られていた。董卓討伐のために多くの武将が挙兵したものの戦いは膠着している。17歳の孫策と周瑜は、父・孫堅のもとで従軍。孫堅は近隣の武将に応援を頼むため二人を使者にたてた。尊敬する父のもとで血気にはやる孫策だが周瑜は孫策の無謀な戦法に疑問を感じていた。そんな時董卓が孫策軍に夜襲をかけるとの情報が入って……。
序
会稽からの手紙
道行きにて
河内
夜襲
敗戦の淵より
交戦
惑いの時
董卓出陣
約束の時へ
東呉夜話 第六夜
