書誌情報
集英社コバルト文庫
花残月
著者
あらすじ・概要
14歳の孫策は近ごろ、親友・周瑜の姉・蓮(17歳)を前にすると緊張してしまうのだった。ある日、孫策と周瑜は城市を騒がせている野盗退治に乗り出す。そんな折、蓮が遠方へ出ることに…。二世紀も終わり近く。中国を長く支配していた漢室という国家は熟れすぎた果実のように崩れ落ちていた。政治は混乱の極みに達し、各地で犯罪が多発、一つの時代が緩やかにそして確かに終焉へと向かいつつあった時代に生を得た少年たちが、まだ自分の未来を知らない時の物語。かぜ江シリーズ番外編第3弾! 孫策の初恋の行方は?
朝の情景
昼下がりの出来事
なりゆき
城市で
偵察
道行きにて
許家攻略作戦
嫁ぐ日
東呉夜話 第五夜――参
