書誌情報

集英社コバルト文庫

風雲縛魔伝 3 酒顛童子の巻 前編

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試し読み

著者

著:桑原水菜イラスト:桑原祐子

あらすじ・概要

神剣〈北斗〉を再生するため、鬼神を探す風音と葛葉は、江戸の街に入った。さすがに江戸はにぎやかだったが、様子が少しおかしい。やたらに酒びたりの人が多いのだ。足柄金時神社でもらえる『酒顛の神酒』を飲むと、体の悪いものが消え元気になるのだという。しかしその酒は、飲んでいると体から何百という小鬼が湧き出す妖酒だったのだ。驚いた風音は、北斗を抜いて小鬼たちを退治したが…。

第三巻の物語をはじめるにあたって
一 一人前になるために
二 江戸に来る!
三 八百八町にはびこる妖酒
四 巡り会えた、君の名は
五 江戸の町パニック!
六 鬼を産む酒
七 足柄金時神社の野望
八 裏切り者
九 妖酒、湧き出る盃
あとがき