書誌情報

集英社コバルト文庫

鎌倉盛衰記≪一≫ 海に眠る 義高と大姫

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著者

著:倉本由布

あらすじ・概要

源頼朝の長女・大姫の“お婿様”として鎌倉へやってきた木曾義仲の嫡男・義高。だがその実態は“人質”。そして父・義仲の反乱で義高の立場は一層危ういものとなった。「俺は、死んだら海に還るよ。鎌倉で死んでもどこで死んでも、必ずこの海に還る」。そう語る義高の腕に抱かれながら、大姫はその揺れる心を感じ取っていた……。涙と感動の歴史悲恋ものがたり。※イラストは収録されていません。

海に眠る 巻第一 義高
花のかたみ 巻第二 静
夢の果て 巻第三 大姫
あとがき