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書誌情報

集英社オレンジ文庫

掌侍・大江荇子の宮中事件簿 四

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著者

著者:小田 菜摘装画:ペキォ

あらすじ・概要

また、いらない秘密を知ってしまった……。
一つの嘘と秘密が、新たな仕事を呼んでくる。
働く平安女官のお仕事事件簿!

ともに帝を支えていく――。出世は望まず、賞賛より平穏を望んでただ真面目に働いていた内裏女房の大江荇子(おおえこうこ)は、幼馴染で帝の腹心の部下・征礼の言葉に覚悟を決めた。ところが宮中は今日も事件が止まらない。
目にすることさえ叶わない三種の神器に明らかな異変が現れたのだ。

犯人は誰か、どんな災厄が降りかかるか宮中は揺れる。そんな中、原因不明の病に帝が倒れ、東宮擁立の動きが加速し、荇子は奔走するのだが……。

――こんなもの、いままでの悪だくみに比べればかわいいものだ。

生者と死者の思惑が交錯する、大好評・平安お仕事事件簿第4弾!!