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書誌情報

集英社オレンジ文庫

金襴国の璃璃奪われた姫王

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著者

著者:後白河 安寿装画:真崎 はるか

あらすじ・概要

婚約者の謀略で家族と国を失った落ちこぼれ姫の中華幻想逆襲譚!
大陸に住む者は、金、水、木、火、土のいずれかの属性を持ち、胸もとに印を宿して生まれてくる。
だが、神王から金属性を引き継いだ金襴国の王族として生まれながら、璃璃は印を持たない『無属性』。
つまり、生まれながらにして落ちこぼれの姫だった。
しかし、跡継ぎには兄がいるため問題にはされず、蝶よ花よと愛される日常を過ごしていた。
そんな中、父王と王太子の兄が立て続けに流行り病で亡くなってしまう。
すでに母も亡く、璃璃は幼い頃に決められた婚約者・翠璋と結婚し、即位することになるも彼に嵌められ、兄殺しの罪を着せられる。
従者の蒼仁と出奔した璃璃は、翠璋の謀略を暴いて国を取り戻すべく、過酷な運命に立ち向かう…!