2026.08.17

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日本のマンガの100万ページを100を超える言語で世界へ届ける「MANGA MILLION」

『ONE PIECE』107言語翻訳を起点に、約400作品を世界へ

集英社創業100周年記念企画のひとつとして、8月6日にローンチされた「MANGA MILLION」

2026年8月8日に創業100周年を迎える集英社。その記念事業のひとつとして始動したのが、「マンガ100言語100万ページ翻訳」プロジェクト「MANGA MILLION(マンガ ミリオン)」です。

「MANGA MILLION」

『ONE PIECE』を筆頭に約400作品・100万ページ分を100以上の言語へ翻訳し、2026年8月から2027年12月までの期間限定で特設サイトにて無料公開します。日本国内から閲覧できるのは『ONE PIECE』のみですが、そのほかこれまであまり翻訳されてこなかった作品を含め、多数のマンガを新たな言語で翻訳して海外へ配信。世界中の読者が母語で日本のマンガを楽しめる環境づくりに挑みます。

画像左から、ミャンマー語、ヒンディー語、ブルガリア語に翻訳された『ONE PIECE』

プロジェクトの象徴となるのは、『ONE PIECE』イーストブルー編(1~12巻)の107言語翻訳。100周年のシンボルとして世界中の読者へ届けます。そのほか、『ハイキュー!!』『【推しの子】』『青の祓魔師』など、すでにいくつかの言語に翻訳されて世界的な人気を集めている約43作品の翻訳言語を追加し、1~5巻まで、トータル20言語前後で配信します。加えて、アニメ化などで注目を集める『忘却バッテリー』『キルアオ』など約46作品も1~3巻目安で、10言語前後で公開。

もうひとつの柱が、約300作品の英語全巻翻訳です。意外なことに、初めて英訳される作品は少なくありません。『ちびまる子ちゃん』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、諸星大二郎作品など、日本では長く親しまれてきた作品を新たに英語で翻訳し、言語の壁によって出会えなかった読者へ届けます。

「MANGA MILLION」では、『君に届け』『NANA』『ハニーレモンソーダ』をはじめとする少女マンガも積極的にラインナップ。学校生活や部活など日本独自のカルチャーについて、海外でも徐々に理解が高まっていることも後押しとなりました。例えば学園恋愛モノなど、リアルな日常生活を舞台に普遍的な感情や悩みについて描く少女マンガは、国や文化を超えて共感を得やすく、繊細な感情表現や人間ドラマをより多くの読者へ届けることができます。

幅広いジャンルで約400作品をラインナップ(※翻訳言語数・公開範囲は作品によって異なります)

世界各地でどの作品が読まれ、どのような反響を集めるのかを把握することも、このプロジェクトの重要な目的のひとつです。蓄積されたデータは、新たな翻訳作品の選定や現地出版社との協業など、今後の海外展開にも活かされるはずです。

世界中の読者が快適に楽しめる「読む環境」も整備

100言語・世界各国での公開を前提に、閲覧環境も世界仕様へ。通信環境に応じた解像度設定、ジャンル検索や縦スクロール閲覧にも対応し、快適な読書体験を支えます。

さらに8月中旬頃からは、『ONE PIECE』を96言語で、日本での公開から2~3週間後に最新話を配信する「ニアサイマル配信」を開始予定です。これにより、現在、「MANGA Plus by SHUEISHA」(集英社の全世界<日中韓を除く>・多言語対象のサイマル漫画誌アプリ・WEB サービス)で展開しているサイマル配信を補完します。さらに約20作品にて英語翻訳で「ニアサイマル配信」を順次導入予定です。より多くの読者へ、より早く作品を届ける体制を整えていきます。
100言語・100万ページ翻訳という前例のない挑戦。「MANGA MILLION」は、言葉の壁を越えて、日本のマンガと世界中の読者をつなぐ新たな架け橋となります。100周年を機に生まれるこの取り組みから、これまでにない出会いが世界中に広がっていきます。

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