2025.06.13

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自分のためにおしゃれを楽しむ大人の男性へ 創刊20周年を迎えた「UOMO」の現在

“自分ごと化”できるリアルで自然体な誌面

「おしゃれな大人の着てる服、欲しいモノ」をコンセプトに、30~40代男性向けに品のいいカジュアルを提案している「UOMO」は、2025年2月に創刊20周年を迎えました。モノの本質を知るファッション好きをターゲットにした基本姿勢を大切にしながら、その誌面づくりは時代によって柔軟に変化してきました。

2005年の創刊号の表紙を飾ったのは、スーパーモデルのアンドレ・ベレンコソ。男性ファッション誌が続々と誕生し一大ブームを巻き起こす中、当時流行していたイタリア・ファッションを軸にしつつ、上品で洗練された「UOMO」独自のカラーを打ち出しました。

その後2012年にロゴを一新し、時代の流れとともにより身近でリアリティのあるファッションを追求する方向へとシフト。かつては欧米モデルを起用した憧れ感の強い誌面がメインでしたが、現在は一般のおしゃれ好きを取り上げたスナップやルポなど、読者が“自分ごと化”できる=等身大の「知りたい」気持ちに寄り添う誌面づくりに力を入れています。

絶大な支持を集める人気コンテンツ「試着フェス®」

今の「UOMO」読者を象徴するのが「40歳男子」や「文化系男子」というキーワード。恋愛対象からの目線を意識した「モテ」を第一の目的とせず、自分のためにおしゃれを楽しむ、こだわりのある大人たちです。
そんな読者の支持を集めているのが、2019年の初出以来、回を追うごとに評判を呼んでいる人気企画「試着フェス®」。様々なジャンル・ブランドの新作アイテムを一堂に集め、参加者を募って忖度なしの試着レビューを取り上げるという硬派かつ新しい発想でファンを獲得しています。2025年5月号では服・時計・美容の3つのカテゴリーで「スーパー試着フェス®」を開催し、国内外から138人の読者が参集しました。企業のタイアップや参加者同士のコミュニティも広がり、雑誌の枠にとどまらない一大イベントへと進化し続けています。

※「試着フェス」は株式会社集英社の登録商標です。

「40歳からのチャレンジ」を応援するメディアに

様々な施策にチャレンジしているのも「UOMO」の特徴です。「UOMO」世代のカリスマ・藤原ヒロシ氏とともに架空の大学「FRAGMENT UNIVERSITY」と題したスペシャルな講義を半年間・8回にわたって開講、その内容を書籍にまとめたり、 オリジナルグッズを作ってECストア「UOMOSHOP/」で販売するなど、新しい取り組みも行っています。

UOMOウェブサイト(https://www.webuomo.jp/)では、清野とおる氏やタナカカツキ氏らによる漫画も連載、それぞれ続々と書籍化しました。

さらに、「40歳からのチャレンジ」を応援するメディアでありたいという願いを込め、創刊20周年記念として、6月号から俳優・松下洸平氏の新連載「First Light」をスタート。好奇心旺盛な読者に向けて、松下さんが様々な「はじめて」の挑戦を楽しむ姿をレポートしていきます。

自分らしく人生を楽しむ読者が主体的に「好き」を選び取れるよう、「UOMO」はこれからも興味を刺激する記事と新たな体験の場を提供し続けます。雑誌、WEB、イベントからEC、漫画まで幅広いチャンネルで躍進する「UOMO」に、ご期待ください。

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