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「対話」がやってきた

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著者

著:勅使川原真衣

あらすじ・概要

不祥事が発覚し報道に晒された某社では、緊急会議が開かれ組織改革が求められていた。「対話」を叫び、社内風土を問題視する外部コンサルタント・武市に対し、新卒5年目の人事部・朝井碧は鋭い違和感を持つ。その前にやるべき大事なものがあるのではないか。二人は対立の様相を呈しつつ、主人公の碧は本社役員や製造現場とのやりとりを重ね、不祥事が起きないようシステムの改善を試みていく。会社組織は、そして社員はいかに変わっていくのか。組織開発コンサルタントでベストセラーを連発する著者による初めての小説。

【序章 風の話――手懐けられる責任】
「自分史」
風、土、人
「対話」という万能薬
上がり
【第一章 水の話――合理性はどこから】
現場の合理性
ことばが走り、ことばで転ぶ
正しさの特権性
制度・構造に規定される人間
水臭い、水を得た魚、水に流す
【第二章 理の話――「無理」が生まれる場所】
実験開始
臆病者の安全地帯
対話が会社にやってきた
仕組みを変えれば「合理性」が変わる
鋭い人と理
【第三章 青の話――声を上げるということ】
平常運転
碧と青森
「めんどくさい」「無理」リスト
「じゃあお前がやれよ」
付箋の正体
2週目のカイゼン
青二才はゆく
【第四章 器の話――「なかったことにしない」】
制度が先か、ことばが先か
話せない組織、話せばどうにかなる組織
なかったことにしない
十字架とりんご
担当さん
「今じゃない」
無数の選択肢
【第五章 人の話――風土ではなく残るもの】
制度の仕掛け
正しくて疲れる
報われるのか
組織風土とは何だったのか
経営者
構造と対話を結ぶ人
碧い光
【終章 碧い森の話】
自称デザイナー
また嫌われるやつ
碧の魔法