書誌情報
集英社インターナショナル
死の医学(インターナショナル新書)
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著者
あらすじ・概要
『怪談に学ぶ脳神経内科』で、読書界を驚愕させた詩人にして脳神経内科医が、今度は「臨死体験」「体外離脱」といった、かつては「語ることすらタブー」とされた現象に挑む。そこで見えてきたのは、人生最後の瞬間を迎えたときに脳や神経細胞がどのようにその苦しみ、痛み、悲しみに立ち向かうかという、感動の物語だった!
まえがき――「死の医学」と「生きようとする力」
第一章 魂はさまよう――体外離脱体験は「存在」する
第二章 「暗いトンネル」を抜けて――臨死体験はなぜ起きるのか
第三章 譲り渡される命と心――誰が「生と死のボーダーライン」を決めるのか
第四章 生と死が重なる時――「看取り」と「喪」はつながっている
第五章 カゴの中の自由な心――私たちは「幻想」の中で生きている
第六章 擬死と芸術表現――解離症と「生き抜く力」
あとがき