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集英社インターナショナル
「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)
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あらすじ・概要
お待ちかね、「最前線の映画」シリーズ第3弾! 『天気の子』はなぜ雨を止めなかったのか? 『ジョーカー』はなぜ、チャーリー・チャップリンを観るのか? 『ノマドランド』の街はなぜ消えたのか? どうして『万引き家族』では「スイミー」が語られるのか?……近年のヒット映画の中に作り手たちが込めた「暗号」を町山智浩が鮮やかに解き明かす。
#1 『パラサイト 半地下の家族』──降りしきるのは雨だけ
#2 『ジョーカー』──最も恐ろしきハッピーエンド
#3 『ノマドランド』──映画が与えた「永遠の命」とは
#4 『アス』──私たちこそモンスターだ
#5 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』──「善きサマリア人」は、どこだ?
#6 『バーニング 劇場版』──格差が生んだ「大いなる飢え」
#7 『ザ・ホワイトタイガー』──インドのラスコーリニコフ
#8 『ロゼッタ』──格差と貧困を描く「ダルデンヌ・スタイル」とは
#9 『キャシー・カム・ホーム』──世論を動かした、ケン・ローチの「原点」
#10 『わたしは、ダニエル・ブレイク』──貧しさは罪なのか?
#11 『家族を想うとき』──「個人事業主」という罠
#12 『万引き家族』──ビルの谷間の「スイミー」たち
#13 『天気の子』──愛にできるものはまだあるよ