書誌情報
集英社インターナショナル
AIに心は宿るのか(インターナショナル新書)
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著者
あらすじ・概要
AIに執筆させた小説が、「星新一賞」の一次審査を通過したことで脚光を浴びた「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」。同プロジェクトを主宰する著者は、「鉄腕アトムのような汎用AIの実現」を目標に掲げ、研究を続けてきた。独創的な物語を紡ぎ、絵を描き、プロ棋士を凌駕する知能すら獲得したAIが、アトムのように「心」を宿し、限りなく人に近い存在として社会へ進出する日は来るのだろうか? 研究の最前線から、AIと人間の未来を予見する。
プロローグ 溶け合う、人間とAIの境界線
第一章 “AI作家”は、生まれるのか
第二章 「知の敗北」が意味すること――棋界に見る、シンギュラリティの縮図――
第三章 対談 AIは「創造的な一手」を指せるのか
第四章 AIに創造は可能か
第五章 「ポスト・ヒューマン」への、四つの提言
あとがき