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パラアスリート谷真海 切り拓くチカラ

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著者

著:徳原海

あらすじ・概要

義足のパラアスリート谷真海、
東京2020パラリンピック挑戦の記録。
走幅跳でアテネ、北京、ロンドンのパラリンピック3大会に出場し、2013年には東京オリンピック・パラリンピック招致プレゼンテーションでの名スピーチによって一躍パラリンピアンを象徴する存在となった佐藤真海(当時)。その後、結婚&出産を経て、競技も走幅跳からトライアスロンに代えて、彼女は谷真海として再び夢の舞台をめざす。
障がいクラスのパラリンピック除外、コロナ禍、開催延期……幾多の困難を乗り越え、ただひたすら「スポーツの力」を信じて走り続けたその生きざまを、2年半に及ぶ密着取材、貴重な撮り下ろし写真で解き明かすドキュメンタリー。
東京パラリンピックがゴールじゃない、障がい者も健常者も生きやすい共生社会の実現に向けて私たちみんながなすべきことは? 一緒に考えるヒントが詰まった1冊です。

はじめに
序章 東京2020パラリンピック
第1章 原点 ―義足のアスリートになる―
第2章 転機 ―東日本大震災を経て―
第3章 新たな挑戦 ―招致スピーチ、そしてトライアスロンへ―
第4章 逆境 ―障がいクラスのパラリンピック除外―
第5章 悔し涙の先に ―ローザンヌでの出来事―
第6章 回想 ―命の尊さを胸に―
第7章 空白、そしてリスタート ―パンデミックとの闘い―
第8章 証言 ―パラスポーツと社会の懸け橋に―
第9章 決意 ―「スポーツの力」を信じて―
第10章 東京2020パラリンピックを終えて ―限界を超えた先に見えたもの―
あとがき
最後に 谷 真海