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集英社文庫
わたしの女神たち
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あらすじ・概要
優柔不断さこそ男の優しさであり、豊かな感受性と一途さから生まれる女のヒステリーは、けなげで可愛いといえる。男の優しさ、女の優しさ。そして男と女の強さとは。医師の冷徹な眼と作家の感性で、永遠に未知なる異性への限りない畏れと憧れをこめて、鮮やかに描く男と女のエッセイ集。
第一章(三つの本能
ドロンを見に行く
女はつくられる?
料理の味が落ちる日
これこそわが肉わが命
恐ろしい話
フルコースの重み
レディーファースト)
第二章(ヒステリー考
もし生まれ変われたら
好きな歌
芸の魔力
自業自得
別れの美学
結婚式のユーウツ)
第三章(雪とチョコレート
あきらめの才能
適応力
奇蹟の恢復)
第四章(痛みの実験
「こらえ性」の差
羞恥心について
老婆と老爺
平均寿命
「女房五歳年上説」)
第五章(ホルモンと長寿
廃用性萎縮
恋という薬
思想と体形
女の武器
加害者と被害者)