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集英社文庫
僕らだって扉くらい開けられる
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あらすじ・概要
さわらずに物を動かせる!……ただし10cmだけ。相手を金縛りにできる!……でも力を使うほどハゲる。目を見ると心が読める!……でも他人の目が怖くて見られない etc…。こんな役に立たない能力(ちから)、なくてもよくない?? ある日突然、不思議な力に目覚めてしまった五人。悪戦苦闘しながら能力と向き合ううちに、さえない毎日が、思いもよらない方向に転がりだし――。小説すばる新人賞作家が贈る、驚き満載、爽快感120%の傑作長編小説!
1 テレキネシスの使い方
2 パラライザー金田
3 パイロキネシスはピッツァを焼けるか
4 ドキドキ・サイコメトリー
5 目は口ほどにものを言う
6 僕らだって扉くらい開けられる