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集英社新書
ロシア 女たちの反体制運動
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あらすじ・概要
ウクライナへの軍事侵攻開始後わずか25時間で結成された反戦運動の最大勢力「フェミニスト反戦レジスタンス」をはじめ、ロシアにおける女たちの反戦・反体制運動はさまざまな形で存在してきたが、日本ではあまり知られていない。帝政時代からロシア革命、スターリン時代の大テロル、ペレストロイカを経て現在のプーチン政権に至るまで、著名な作家・詩人・活動家・ジャーナリストから無名の市民まで、女たちはずっと声をあげて闘ってきた。本書は、公式の歴史の中では埋もれてきた「もう一つのロシア史」を浮かび上がらせる試みである。
プロローグ ロシアの反体制運動とは何か
第一章 闘う令嬢――ナロードニキの女性たち
第二章 一九一七年の女性たち
第三章 スターリン時代を生き抜いて
第四章 もうひとつの歴史――反戦・反核・フェミニズム運動
第五章 プーチン政権と闘う女性たち
あとがき