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怪魚を釣る

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著者

著者:小塚 拓矢

あらすじ・概要

体長1メートル、もしくは体重10キログラムに成長する淡水域の巨大魚を怪魚と称し、世界40カ国以上で50種を超える魚を釣り上げてきた小塚拓矢。
本書では、そんな怪魚釣りのプロである著者が、これまでに蓄積した独自のノウハウを惜しみなく綴る。
さらにパプアニューギニアで釣り上げた謎多き巨大ナマズ・イートングーシーダダやアマゾンのピラルクーなど、規格外の怪魚たちの写真も多数収録。怪魚を釣り、食し、研究する楽しみが詰まった一冊。

(目次より)
〈第一章 怪魚とは〉
●怪魚の定義
●世界的巨大魚ハンター・ヤコブとの出会い
●海の巨大魚と怪魚の違い
●古代魚の魅力
●魚類の約一割を占めるナマズ
●魚の年齢を知る方法
●怪魚大国アマゾンと怪魚空白地帯の「王」
●利根川や琵琶湖にも怪魚はいる!
●釣りと狩りの線引き
●深海魚という新たなフロンティア

〈第二章 怪魚を探す〉
●金なし、コネなし、情報なしの旅
●僻地を釣り歩くコツ
●釣果に直結するコミュニケーション
●「河口」と「濁った水」には魚が集まる!
●「流れ込み」と「マンメイド」で釣る!
●失敗体験は貴重な情報源
●ムベンガをめぐる冒険
●深海魚を探すには
●徹底したシミュレーションが自信を生む

〈第三章 怪魚を釣る〉
●怪魚は誰にでも釣れる
●釣り道具選びの基本
●大きな魚ほど個人主義者?
●「いいルアー」の条件
●二〇キログラムの怪魚・タイメンとの格闘
●世界最大の有鱗淡水魚・ピラルクー
●満身創痍で釣り上げたムベンガ
●「幻」の割にあっさり釣れたディンディ
●傷を残さずに魚を逃がす方法
●怪魚釣りは危険か

〈第四章 深海魚釣りと世界の釣り文化〉
●深海魚釣りにおけるクリエイティビティー
●マイナス理論でベニアコウを釣る
●メカジキを「輪」で捕る
●驚くべき現地釣法
●釣りをステイタスとする文化
●釣り大国・日本
●釣りの天才たち
●負けず嫌いで人間臭いヤコブ

著者略歴
小塚拓矢(こづか・たくや)
怪魚ハンター。1985年、富山県生まれ。東北大学理学部生物学科卒業、同大学院生命科学研究科修了。大学在学時より、世界中を旅し、40カ国以上で50種を超える怪魚を釣り上げる。著書に『怪魚ハンター』(山と渓谷社)等がある。