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知のトレッキング叢書考えるとはどういうことか

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著者

著者:外山 滋比古

あらすじ・概要

外山流・思考術の集大成がここに
「知識と思考は反比例の関係にある」。経験を軽視し、自分の頭で考えることが苦手になった日本人が自由思考を手に入れるためには? 超ロングセラー『思考の整理学』の著者が提案する発想のヒント。

知ることと、ものを考えることは違う。
知識を蓄えれば蓄えるほど、自由な発想でものを考えることが難しくなってしまう。
長年教育現場に身を置いてきた外山先生は、そう感じた。
ならば、過剰な情報が溢れる現代社会で、自由に考え、新しい価値を生み出すためにはどうしたら良いのか。
著者が自らの思考の軌跡を開陳し、自由な思考法の数々を提案する。
「球面思考」「第四人称」「触媒思考」、さらに、「曖昧の美学」「民族論理学」「二次的創造」……。
ロングセラー『思考の整理学』をはじめ、数多くの著作をものしてきた著者独自の「考え方の考え方」が一堂のもとに。
外山流思考術のまさに集大成。

【目次】
第1章 平面思考から球面思考へ―ところ変われば意味変わる
第2章 触媒思考―知識と経験の化合が新しい価値を生む
第3章 選択の判断力―人はなぜよく考えずに選択するのか?
第4章 曖昧の美学―日本語は「悪魔の言語」か?
第5章 民族論理学―言葉の数だけ論理がある
第6章 二次的創造―一次的創造より価値がある