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50歳、おしゃれ元年。

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著者

著者:地曳 いく子

あらすじ・概要

「気がつけば似合うものがない! 」「何を着たらいいのかわからない! 」そんなアラフィフたちの切実な悩みに、スタイリスト暦30年の著者が明快に答えます。
雑誌では書けない、目からウロコの読むおしゃれ論。

はじめに

いくら若い気持ちでいても、気がついたら50代。
朝、鏡の中に母親の顔を発見して啞然とし、書類に年齢を記入する時には、つい2、3歳若く書いてしまう。
仕事や家庭もなんとか一段落し、自分というものも少しわかってきた気になる。
でも、気がつくと着るものがない! こんなに服を持っているのに、似合う服がない!
クロゼット一杯、パンパンに吊るしてある服のどれもが似合わないのです!

なぜ、今、私たちは50代になって、似合うものがないと途方にくれているのだろうか?
もしかしたら10代、20代、30代と信じてきたファッションルールが通用しなくなっているのではないでしょうか?
年を重ねて、確かに体型や顔つきは変わりました。
でも、それだけではない。時代も変わったのです。
にもかかわらず、あの頃の感覚のまま洋服を着続けているから、
今の時代の「素敵な50歳の女性」として自分に似合う服が、クロゼットの中にほとんどないのです。
残りの人生を、中途半端で納得のいかない洋服を着てすごしたくありませんし、
「着るものがないから同窓会に出られない」なんてことを言いたくもありません。
50歳になったからこそ、ここからの人生を素敵に楽しく生きるための新しい「服装計画」が、必要なのです!
そんな思いをこめて、私はみなさんと自分自身のために、
50代からの新しいファッションルールをこの本で提案していきたいと思います。



目 次


はじめに
1章
心がまえ編
~脱!「昭和おしゃれルール」

ばったり知り合いに会っても大丈夫な服を着てますか
自分の体型&顔の〝経年変化""から目を背けな
〝瘦せていた35歳頃の自分""はただの幻想と心得
「昔、美人でスタイルがよい」人ほど罠に落ちてい
まず「顔」! ファンデーションの厚塗りは今すぐやめよ
50歳からのおしゃれの生命線は、実は「靴」だった
時代は、コンサバからカジュアルに変わった
目指すのは「ナイス&カジュアル= 決めすぎない好印象な服」
「若作り」と「若々しさ」は違います
脱! 「昭和おしゃれルール」。これからはワードローブ「オールスタメン主義」!

2章
クロゼット見直し編
~目指せ! ワードローブのオールスタメン主義
服を大量に持っていることが最大の〝敗因"