あらすじ・概要

雑誌『エクラ』の人気連載「樋口可南子のいいものを、すこし。」をまとめた単行本第3弾がついに完成!
器や染物、ハチミツ、数寄屋造の建築など……。女優・樋口可南子さんが、暮らしの中で心惹かれた「いいもの」を訪ね、ものづくりの現場を紹介します。
豊かな食材に惹かれて訪れた大分や、アートが息づく街・高松、そして東日本大震災の被災地・気仙沼への旅も収録。

【内容】
◆part 1 創
花人・川瀬敏郎さんの「捧げる花」
陶芸家・三上亮さんの仕事場

◆part 2 食
土井善晴さんに訊いた「おいしいもん」の理由
粋人が通う和菓子の名店『さゝま』の最中

◆part 3 訪
民芸運動の旗手・柳宗悦の住まい探訪
大工棟梁・中村外二の仕事『高台寺和久傳』の数寄屋建築

◆part 4 旅
海の恵み、山の恵みを求めて、豊かなる国・大分へ
石の人、木の人を訪ねた四国・高松

◆番外編
気仙沼――復興を支える人々のものがたり