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小説/戯曲
タフな狩り
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あらすじ・概要
2030年代末。国の存在と概念が消え、都道府県を〈工場〉とし、その設立が全国で進んだ。日本国民のおよそ90パーセントが海外企業の安価な労働力として売り渡され、本国で規制上無理な仕事や、人件費が高すぎる案件を請けることで生活していた。そんな工場のひとつからの脱出者・谷は、借金返済のため、ある施設から脱走した、培養組織の筋肉と毛皮をまとった自律機械を捕獲する仕事を請けることに。その仕事を一緒に組むのは、年齢も出自もバラバラで重い過去や現実を背負っている3人だった。そして、訳アリ戦士たち(エクスペンダブルズ)の生死を懸けたサバイバルの終わりに待っていたものとは。
【著者略歴】
倉田タカシ(くらた・たかし)
1971年埼玉県生まれ。2009年文学フリマで出品した作品「紙片50」が、同年の『年間日本SF傑作集。量子回廊』に収録され、2010年に「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」で作家デビュー。2018年『うなぎばか』で第1回細谷正充賞を受賞。他の著書に『母になる、石の礫で』『あなたは月面に倒れている』『旅書簡集 ゆきあってしあさって』(共著)がある。