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集英社文庫(日本)
いわずにおれない
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あらすじ・概要
尊いいのち、それぞれの個性の輝きを唯一無二の詩人が語る、詩&エッセイ集。
小さな体でキビキビと一心不乱に働いているアリが、いのちのかたまりのように見える。
いのちの不思議さ、まぶしさ、激しさを感じる。
植物も動物も鳥も虫も魚も、アメーバでさえ、個性があるといわれることに気づいたら、自分が人間本位のエゴのかたまりに思えて、いわずにおれなくなった――。
自分を震えさせるものがあれば、詩は生まれてくるという含羞の人がいのちの輝きを語る、詩&エッセイ集。