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集英社新書

21世紀を動かす思想加速主義・プルラリティ・SFプロトタイピング

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著者

著者:樋口 恭介

あらすじ・概要

【AI時代は未来予測より未来学!】
巨大テック企業が国家を超える権威を持ち、生成AIの爆発的な発展による混乱が日々起こり、アメリカでは破滅的な思想が影響力を持ちはじめた2020年代。
技術発展は本当に世界を良くしているのか? 私たちはどのように未来を構想すべきなのか?
本書では現代の技術をとりまく思想――加速主義、プルラリティ、SFプロトタイピング――を通覧。これらの思想を統合し、効果的・倫理的に考えるための思考「未来学」の在り方を構想する。SF作家でありコンサルタントでもある著者による、未来を創造するための羅針盤。

【目次】
序 章 歴史の転換点と未来学

第1部 加速主義の系譜――世界を変革する思想の奔流
第1章 加速主義とは何か?――原点と多様な顔
第2章 効果的加速主義(e/acc)の隆盛――シリコンバレーの精神とAGIへの渇望
第3章 防御的加速主義(d/acc)とオルタナティブな道――バランスと人間性の探求
           
第2部 プルラリティ――多様性と協働によるデジタル社会の未来
第4章 プルラリティとは何か?――シンギュラリティとは別のもう一つの道
第5章 プルラリティの実践――テクノロジーによる協働の促進
第6章 プルラリティ社会のビジョンと可能性

第3部 未来を探索する知恵――未来学とデザインの手法
第7章 未来学とは何か――歴史・思想・方法論
第8章 シナリオプランニング――不確実な未来を描き、備える
第9章 「ありうるかもしれない未来」で問いを立てる――スペキュラティブデザインとSFプロトタイピング
第10章 未来探索の実践――社会課題解決とイノベーションへの応用

第4部 未来はどうしたら選べるのか
第11章 加速主義・プルラリティ・未来探索の交差点
第12章 未来リテラシーを磨く

終 章 共創の地平へ――新たな人間性と希望の未来学


【著者略歴】
樋口恭介 (ひぐち きょうすけ)
SF作家、コンサルタント、東京大学大学院客員准教授。1989年生まれ。
SFの社会実装をミッションとするAnon Inc.でCSFO(Chief Sci-Fi Officer)を務める。
著書に『構造素子』『Executing Init and Fini』(早川書房)『未来は予測するものではなく創造するものである』(筑摩書房)、『AI先生のSF小説教室』(晶文社)、『反逆の仕事論』(PHP研究所)、『何もかも理想とかけ離れていた』(双葉社)など。