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ルポ 戦場出稼ぎ労働者

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著者

著者:安田 純平

あらすじ・概要

世界中から集められる、貧しい派遣労働者たち!
自ら出稼ぎ労働者となり、単独潜入取材した記録!
民営化の果て、その現場とは?
 現代の民営化が進む戦争では、世界中の貧しい人々が集められ、基地や建設現場などの危険地帯に派遣され、労働者として働いている。こうした出稼ぎ労働者なしでは、もはや軍事的なオペレーションは、成立し得ないのだ。
 著者は自ら出稼ぎ労働者となり、イラク軍基地訓練施設に単独で潜入した。グローバル化世界における、世界の貧困を前提にした戦争ビジネス、その実態に迫った貴重なルポルタージュ。

[著者情報]
安田 純平(やすだ じゅんぺい)
一九七四年埼玉県出身。ジャーナリスト。一橋大学社会学部卒業。一九九七年より信濃毎日新聞記者として、北アルプスし尿処理問題や脳死肝移植などを担当。二〇〇三年よりフリー。二〇〇二年よりイラクを取材し、二〇〇四年の取材中に地元武装自警団に拘束される。著書に『囚われのイラク』『誰が私を「人質」にしたのか』など。