書誌情報
集英社オレンジ文庫
京都左京区がらくた日和謎眠る古道具屋の凸凹探偵譚
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著者
あらすじ・概要
「へんなおっちゃんがきてん」
新しいご近所さんの郷さんは、外見同様に風変わりな『古道具屋石川原』の店主だ。
五人兄弟の長女で、しっかり者。女子高生の雛子は、ガラクタだらけの店内で古びた名なしの女学生日記を見つけて……?
夏の京都のすみっこで――。郷さんと雛子、凸凹な二人の持ち主探しが始まる!
プロローグ
一章 名なしの日記
二章 持ち主が多いテディベア
三章 ときが止まった時計
四章 幽霊の落とし物
エピローグ
持ち主が多いテディベア、初恋の腕時計、そして……。甘酸っぱくてほろ苦い、思い出の品が紡ぐ京の人情。
謎解きは、ふつうの毎日に! やがて――、郷さん自身が秘めていた過去を知った雛子は?
京(今日)もがらくた日和な二人の、ゆるり青春ミステリ。