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ファーブル昆虫記 (6)ツチハンミョウのミステリー

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著者

著者:ジャン・アンリ・ファーブル訳・解説:奥本 大三郎標本画・漫画:見山 博

あらすじ・概要

『ジュニア版ファーブル昆虫記』 全8巻 産経児童出版文化賞受賞

対象年齢小学生から

ファーブルが教えてくれる“小さな生命の大きな役割、自然を愛することの大切さ"

『昆虫記』は、フランスの昆虫学者ファーブルが、一生かけて書いた、昆虫の観察記録とその思い出です。南フランスの山の中にうまれたファーブルは、都会に出て苦労しますが、一人で学問を身につけ、ついにこの大きな仕事を完成します。苦しいときにもファーブルをはげまし、元気づけたのは、大自然の調和の中で生まれつきのすばらしいくふうによって生きている昆虫たちの魅力と、家族の愛でした。『昆虫記』は、自分がほんとうにすきなことの価値を信じて、力をつくした人と、わたしたちをとりまく自然の物語です。奥本大三郎(訳・解説)

「ジュニア版ファーブル昆虫記」は、フランスの昆虫学者ファーブルが書いた「昆虫記」を編みなおしたものです。奥本大三郎氏が翻訳し、小学生にも理解できるよう脚注と解説を付け加えました。見山博氏による昆虫標本画・マンガ・イラストも満載。安野光雅氏による美しい装丁と、昆虫写真家海野和男氏の迫力ある生態写真も多数掲載。また、各巻末には読み物として面白い解説などを収録しております。


6巻内容「ツチハンミョウのミステリー」

「コケのあいだから、オレンジや白やピンクのきれいなキノコが生え、野原に花々が咲いているかぎり、たった一人でいても、私はほんのいっときも、たいくつなんかしないだろう。」(ファーブルの言葉)

●「入り口のないへやにどうやってはいったのか?」 密室に入り込んだツチハンミョウ、ゴミムシやオサムシの謎めいた行動など、虫たちのミステリーとファーブル先生の謎ときの物語。

【目次】
1 博物学者の誕生──コルシカとナポレオンとファーブル先生──
2 スジハナバチヤドリゲンセイのなぞ
3 ツチハンミョウの大冒険
4 過変態という変身術
5 オオヒョウタンゴミムシの「死んだまね」
6 庭の殺し屋、キンイロオサムシ