書誌情報
集英社インターナショナル
幸福の憲法学(インターナショナル新書)
著者
あらすじ・概要
日本国憲法は国民の「幸福を追求する権利」を保障する。しかし、幸福とは個人が自ら追求するものであり、外部から与えられるものではない。では、憲法は幸福に対して、どのような姿勢をとっているのか。気鋭の憲法学者が、自由や人権、家族制度、同性婚、プライバシー権、選択的夫婦別姓、健康、共同親権、マイノリティへの差別意識など様々な問題を、憲法に書かれた言葉と向き合い解きほぐしていく。
第1章 「プライバシー権」の難しさ
第2章 「個人の尊重」と「公衆衛生」
第3章 他者の思想を勝手に表明してよいのか?
第4章 同性婚を求める声に誠実に向き合っているのか?
第5章 「同居親=わがまま」という差別に抗するために
第6章 「氏の意義」を決めるもの
第7章 声を上げることの意味
