書誌情報

集英社インターナショナル

おいしい味の表現術(インターナショナル新書)

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あらすじ・概要

食のおいしさをうまく伝えたいすべての人に。コク・キレ・のどごしの意味は? 生チョコの「生」って何? など味にまつわることばを言語のプロが徹底分析。またカレーやラーメン、お菓子の味のおいしさを、比喩やオノマトペを利用して効果的に伝える方法をわかりやすく解説。解き明かされるレトリックの数々に驚かされ、日本語の奥深さを堪能できます。引用した東海林さだおさん、阿川佐和子さんなどの名文や、『美味しんぼ』『神の雫』『孤独のグルメ』などグルメ漫画のセリフも味わい深く、図や表も多用しています。食にまつわる楽しいコラムも箸休め的に掲載。SNS、食レポ、お店の宣伝で、味の表現に困らなくなる1冊!

序章 ことばから味へ・味からことばへ(瀬戸賢一)
第一章 コク・キレ・のどごし(宮畑一範)
第二章 「生」の味と魅力(瀬戸賢一)
第三章 味の「宝石箱」のヒミツ(辻本智子)
第四章 女の「うまい」・男の「おいしい」――男性しか「うまい」と言わないのか?(稲永知世)
第五章 マンガな味――ジャンルに根ざした味覚の表現(山口治彦)
第六章 カレーなるおいしさの表現(小田希望)
第七章 ラーメンの味ことば(山添秀剛)
第八章 お菓子のオノマトペ(武藤彩加)