あらすじ・概要

教頭は入り婿で妻が全財産を管理、自由になる金は一銭たりともない。おまけに妻は、市の教育長だった。離婚され路頭に迷った教頭は、睡眠薬自殺をはかる。一命を取り留めた教頭のため、灰原は妻の財産を差し押さえるのだった。そのころ神戸では、夜逃げした元地上げ屋・肉欲棒太郎が再起を狙っていた。

カバー　1
目次　4
122発目　借金だろうとワシの金！　5
123発目　最後の融資　21
124発目　破滅の日　37
125発目　教頭が貧して鈍して遣い込み！　53
126発目　穴埋め，上塗り，ウソ固め！　69
127発目　吊るし上げられる教頭！　85
128発目　二度と目覚めぬ深い眠りに　101
129発目　教頭はどこに消えた？　117
130発目　生死を分ける金金金　133
131発目　さよなら，教頭だった日々　149
132発目　なけなしの３万円と１通の書類　165
133発目　貪欲ババアに引導を！　181
134発目　夜逃げのままでは死に切れない！　197
135発目　一筋の光明が見えてきた　215
奥付　231