書誌情報

集英社ビジネス書

「おそ松さん」の企画術 ヒットの秘密を解き明かす

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著者

著:布川郁司

あらすじ・概要

◆なぜ『おそ松さん』は社会現象、とまで言われる大ブームになったのか? ◆大ヒットアニメ『おそ松さん』を生んだ、スタジオぴえろ創業者が明かす企画の極意とは? 日本経済は長年、「ハード」の産業によって成長してきました。一方、アニメやマンガといった「ソフト」の産業は、注目度こそ高いものの、ハリウッド映画のような世界進出に成功したわけではありませんでした。しかし、現在の日本では、「ハード」の産業が行き詰まりを見せています。そんな中で、かつてないほど「ソフト」の産業への期待が高まってきています。では、「ソフト」の成功を左右するものは何でしょうか? あらゆるビジネスパーソンが、ビジネスのヒントにできるエンターテインメントの知恵とは、何でしょうか? それが「企画術」です。企画とは、いいアイデアを生み出すことで完結するものではありません。たとえ、企画に弱点があったとしても、それをヒットに導くために、いかに「企み」、いかに「画策するか」が最も重要な要素なのです。本書は、『うる星やつら』『魔法の天使クリィミーマミ』『NARUTO』『おそ松さん』などを手がけ、40年にわたって日本のアニメ産業を支えている、スタジオぴえろの創業者が、アニメ業界における「企画術」をテーマに、エンタメビジネスにおけるヒットの極意を語りつくしたビジネス書です。『おそ松さん』をはじめとする大ヒットアニメ制作の裏側や秘密も満載、ビジネスパーソンだけでなく、アニメファンも興味津々、必読の内容です!

はじめに
1 なぜ「おそ松さん」は社会現象となったのか?
2 「匂い」こそが、良い企画の条件である
3 理論武装よりも、「熱」を大切にする
4 「赤字覚悟」も、ときには必要だ
5 逆境のときほど、「新しい売り方」を考える
6 日本から企画で海を超える方法
おわりに