集英社文庫
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1995年6月20日発売
440円(税込)
文庫判/336ページ
ISBN:4-08-752048-X
2014年1月24日発売
著:夏目漱石
「人間は生意気なようでもやはりどこか、抜けている」苦沙弥先生の家に飼われている猫のクールな瞳から見ると矛盾だらけで平気で生きている人間も“愛嬌”。しかしある月夜、飲みさしのビールで酔った「吾輩」は…。縦横無尽の風刺とユーモアに苦いペシミズムをひそませて人々の共感を呼んだ漱石の処女作。