書誌情報

集英社文庫

蛇行する川のほとり

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

著者

著:恩田陸

あらすじ・概要

演劇祭の舞台装置を描くため、高校美術部の先輩、香澄の家での夏合宿に誘われた毬子。憧れの香澄と芳野からの申し出に有頂天になるが、それもつかの間だった。その家ではかつて不幸な事件があった。何か秘密を共有しているようなふたりに、毬子はだんだんと疑心暗鬼になっていく。そして忘れたはずの、あの夏の記憶がよみがえる。少女時代の残酷なほどのはかなさ、美しさを克明に描き出す。

第一部 ハルジョオン
第二部 ケンタウロス
第三部 サラバンド
終 章 hushaby
文庫版あとがき