書誌情報

集英社文庫

寄席品川清洲亭

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著者

著:奥山景布子

あらすじ・概要

時は幕末、ペリー来航の直後の品川宿。落語好きが高じ寄席の開業を思い立った大工の棟梁・秀八。腕はいいが、けんかっ早い。駆け落ちして一緒になったおえいは団子屋を切り盛りするいい女房だ。芸人の確保に苦労するも、寄席の建物は順調に出来上がってきていた。そんな中、突然お城の公方さまが――。秀八の清洲亭は無事柿落しができるのか? 笑いあり涙あり、人情たっぷりの時代小説、開幕!

第一話 寄席はいつ開く?
第二話 寄席がとっても辛いから
第三話 寄席は涙かため息か
特別付録 寄席まわりの言葉たち