書誌情報

集英社文庫

家康の母お大

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著者

著:植松三十里

あらすじ・概要

水野忠政の娘お大は十四歳で岡崎城主松平広忠に嫁ぎ、嫡男竹千代を産む。だが、実家が織田方に寝返ったため、離縁され、幼い息子と生き別れた。久松俊勝と再婚後、竹千代が、今川義元方へ人質に出されることを知る。わが子の無事を祈るお大は、命がけの行動に……。戦なき世を願う母と、その願いを果たすため天下人家康となった息子。知恵を尽くして戦乱の世を生き抜いた女の波瀾万丈の生涯。

第一章 早馬
第二章 椎ノ木屋敷
第三章 綿の花
第四章 はるか桶狭間
第五章 人質の行方
第六章 信長の疑惑
第七章 誇らしき役目