書誌情報

集英社文庫

それでも生きていく 不安社会を読み解く知のことば

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著者

著:姜尚中

あらすじ・概要

東日本大震災から新型コロナの蔓延。日本、そして世界が大きな変化に曝された十数年。リベラリズムの衰退、ジェンダーをめぐる攻防、分断された被災地など、戦後の昭和的な社会の仕組みやそれを支える美徳が崩壊し、人々は尽きることのない「不安の時代」を生きている。著者がさまざまな現場に足を運び、そこで出会った人の生の声に耳を傾けながら、この社会を生きる意味を問う。新たな時代の扉を叩く、心の旅の記録。書き下ろし文庫版まえがき・あとがきを特別収録!

文庫版まえがき
はじめに
第一章――政治は人を救えるか
第二章――ルポ・福島を行く ~分断された被災地
第三章――変わりゆく知のカタチ
第四章――揺れ動く世界
第五章――ジェンダーをめぐる攻防
第六章――問われる人間の価値
第七章――ルポ・沖縄を行く ~消えない傷跡
第八章――コロナ禍を生きる
第九章――不透明な時代の幸福論
おわりに
文庫版あとがき