書誌情報
集英社文庫
十津川警部 あの日、東海道で(十津川警部シリーズ)
著者
あらすじ・概要
日下刑事は大学時代に「青春18きっぷ」を使い、東海道本線を西へ向かう旅に出た。その出発当日に2件の鉄道人身事故が起こり足止めされた。それから5年後、日下がかつて旅の途中に寄った静岡県吉原駅の喫茶店店主が轢き逃げで死亡し、東京で音楽事務所社長が刺殺される。事件を結ぶ糸を感じた日下は、十津川警部に相談。あることを伝えるが……。東海道本線、岳南鉄道、大井川鐡道の三路線を舞台にした奇跡のアリバイトリックに、十津川警部の名推理が冴えわたる長編旅情ミステリー!
第一章 左富士
第二章 歌川広重の吉原宿
第三章 新聞記事
第四章 五年の歳月
第五章 占星術
第六章 事件の核心
第七章 私立探偵たち
第八章 最後の戦い