書誌情報

集英社文庫

私が作家になった理由

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

試し読み

著者

著:阿刀田高

あらすじ・概要

小説家を志していたわけではない──。戦争疎開のいじめと敗戦を経験した少年時代。父を亡くし生活苦のなかの早稲田大学進学、在学中の結核発症。闘病後の就職難を経て、国立国会図書館に勤務し始めると、執筆の誘いが……。思えば、温かな家庭の原体験と折々の読書が、いつしか作家活動の基盤となったのかもしれない。短編の名手が、辛口ユーモアを交え自己を省みて綴る時代批評&自伝エッセイ。

1 読書好き
双子の兄
父の思い出
軍国少年
子どもの本
落語全集
百人一首
大発明家
ユニークな先生
若い日の読書
朝鮮戦争
ギリシャ愛
帝都名画座
心の明るさ
肺結核
療養生活
小説家の原点
授業料滞納
卒業まで
文学の本義
就職
2 司書
三帖一間で
ゲーテ図書館
安月給
結婚
著述家に転身
モチーフ
異端
初期短編
創作の手法
技あり
3 ギリシャ神話
旧約聖書
新約聖書
生きる力
取材旅行
イスラエル
ハンニバル
歴史の意志
タイからの帰途
テレビに出演
長編歴史小説
酒場談議
直木賞の選考
人間を描く
星新一さん
自宅マンション
4 自国の言葉
国語審議会1
国語審議会2
井上ひさしさん
国際ペン
高行健さん
莫言さん1
莫言さん2
外国語
5 朗読
大震災1
大震災2
原子力災害
山梨県立図書館
読書離れ
書き込み
ダイジェスト1
ダイジェスト2
ダイジェスト3
夏目漱石1
夏目漱石2
小説とは1
小説とは2
究極の理想
座右の銘
あとがき