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集英社新書

大江健三郎を読む 文学と歴史の複眼的視点から

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著者

著:小森陽一著:成田龍一構成:長瀬海

あらすじ・概要

ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ虐殺、アメリカによるベネズエラ・イランへの攻撃…戦後80年が過ぎ、世界はいままた大戦の空気に包まれつつある。日本も例外ではない。大江健三郎は「戦争」と「戦後社会」について発信し続けた作家である。1973年には「新しい戦前」という言葉で核時代の危機を指摘するなど、政治や戦争、世界の欺瞞と向き合ってきた。その大江の作品を文学者・小森陽一と歴史学者・成田龍一が相互の視点から読み解き、戦後体制、日米関係、核、憲法改正といった、現在我々が直面している危機の本質を探る。

まえがき
第1章 「奇妙な仕事」「死者の奢り」「他人の足」
第2章 「飼育」「人間の羊」「不意の唖」
第3章 「セヴンティーン」「空の怪物アグイー」
第4章 『ヒロシマ・ノート』
第5章 『個人的な体験』
第6章 『万延元年のフットボール』
第7章 「雨の木」シリーズ 『新しい人よ眼ざめよ』
第8章 「河馬に噛まれる」「『河馬の勇士』と愛らしいラベオ」
第9章 「静かな生活」「案内人」「『涙を流す人』の楡」「マルゴ公妃のかくしつきスカート」
第10章 『取り替え子』
第11章 『水死』
第12章 エッセイ
あとがき 成田龍一
底本一覧