書誌情報

集英社新書

選択的夫婦別姓はなぜ日本を変えるのか

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著者

著:中村敏子

あらすじ・概要

明治期に旧民法が導入した「家制度」により夫婦は同じ姓を名乗ることとされた。そして今でも多くの女性が結婚により改姓を迫られている。戸籍と民法が作るこの構造は、夫婦間だけでなく、日本社会全体でも根深い女性差別、男性優位の状況を作り出し、固定化してきた。この現状をどう変えていけばよいのか? 福沢諭吉やホッブズを専門とする著者が、政治思想的アプローチをもとに、フランスの婚姻制度なども参照しつつ、アクチュアルな問題に迫る。日本独自の性別役割分業を解消する鍵として「選択的夫婦別姓」の意義を提示する、今、必読の一冊!

はじめに
第一章 女性差別の問題をどのように考えるか
第二章 江戸時代
第三章 明治から第二次世界大戦時までの変化
第四章 終戦から現代までの変化
第五章 女性をめぐる現在の問題(1)――「戸籍」
第六章 女性をめぐる現在の問題(2)――「性別分業」
終章 どのような社会を作るか――「ユートピア」の意味
あとがき