書誌情報
集英社新書
本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話
著者
あらすじ・概要
自分とは異なる立場や考えの人と、いかに対話し、合意形成していけばよいのか分からない。それどころか、深刻な信念対立を目の当たりにし、対話への希望を失ってしまう。そんな人は多いのではないだろうか。本書は、「本質観取」と呼ばれる哲学の思考法・対話法を、誰もが実践できるようになるための入門書である。「言いっぱなし」でも「論破!」でもない。分断をのりこえ、真に生産的な対話をもたらし、民主主義を成熟させるための対話の極意、奥義とは? 実践で活用できるワークシートや、ファシリテーションのコツなども収録。
序章 何のための本質観取か?
第1部 理論編 本質観取を理解する
第1章 本質観取を知る
第2章 哲学の始まり
第3章 共通了解の原理
第2部 実践編 やってみよう! 本質観取
第4章 本質観取のやり方
第5章 ファシリテーターに挑戦しよう
第6章 本質観取の実例
第7章 子どものための哲学(P4C)/ソクラティク・ダイアローグ(SD)
終章 本質観取は哲学の本質である
