書誌情報
集英社新書
アメリカのいちばん長い戦争
著者
あらすじ・概要
1975年4月30日。かつて「アメリカ史上最長の戦争」だったヴェトナム戦争が、大きな挫折に終わった日から50年。その一部は新たな「最長の戦争」となったアフガン戦争終結までの日々とも重なる。ケネディ政権時代に始まり、ニクソン/フォード政権期に終わったはずの戦争は、その後も長く遺恨を残していまに至る。ふたつの「いちばん長い戦争」のあいだに起こったことは何か。そこで残されたものは何か。現代アメリカの「分断」の源流をたどる、新たな視角から直視したアメリカの政治文化と社会の現代史。
プロローグ
第一章 始まりのない戦争
第二章 闇のなかの星条旗
第三章 病の幻影
第四章 擬制と神話
第五章 巨頭の影のなかで
第六章 終わりのない戦争
エピローグ
あとがき
